2012年11月29日

石炭産業科学館:ちくご観光タクシー モニターツアー1


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るんるん石炭産業科学館(大牟田市)

ダイナミックトンネルは必見!
見逃しがちな大牟田の観光ポイント。

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観光タクシーの待ち合わせ場所は大牟田駅。
西鉄大牟田駅にも対応していただけました。
旅行会社のようなネームプレートでお出迎えいただいたのですぐに分かりました。

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ちくご観光タクシーは筑後田園都市推進評議会と福岡県筑後地区タクシー協会の共同企画。

私を担当してくださったのは、大牟田しかだタクシーの倉永さん。
さっそく大牟田観光のタクシー旅へエスコートしていただきました。

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最初の目的地は石炭産業科学館。
入口に恐竜のオブジェが飾ってあります。

入場料400円(大人)を払って、入場します。
タクシー運転手の倉永さんも同行して、解説していただきました。
タクシーは現地まで連れて行ってくれるだけと思いこんでいたので、新鮮な驚き。
観光施設についてしっかり勉強されていて、詳しいお話を聞けました。
これはタクシー旅の魅力やね。

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館内に入ると、さらに炭都ボランティアの酒見さんがついてくださりました。
石炭産業科学館の展示物をアカデミックに解説いただけることに♪

最初にあらわれるのが、蒸気機関車の模型。
当時の鉄道で実際に使われていたものを復元してあります。
三角型の煙突はアメリカの古い蒸気機関車のデザインの特徴ですね。
子供列車サイズですが、機関は本物で実際に動かすことができるんだとか。
大牟田の炭坑は日本で最も近代化が本格的で早かったのです。

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三井三池炭坑の功労者、團琢磨(だんたくま)。
炭坑に沸いて出る地下水の問題を、当時最新式の大型ポンプで
汲み出すことを考案した。

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石炭を搬出するため大型船を直付けできるように三池港が新造されました。
当時、パナマ運河と三池港にしかなかった開閉式の門を備える、本格的な近代港。
上から見ると鳥が羽ばたいている形に見えます。

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初期の炭坑の様子がジオラマで再現されていました。
縦の坑は石炭を地上に運ぶエレベーターの役割です。

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初期の頃は炭坑内での石炭の運搬に馬を使っていたそうです。
長いこと地下で暮らす馬は、老いて地上に出されるときには失明していたそうです。

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これが当時最新式だった英国製のポンプ。
炭坑を掘り進めると地下水が大量に湧き出す問題は
ポンプで大規模に汲み上げることで対処しました。

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三井三池炭鉱では三潴県監獄の囚人を使役して坑外の石炭運搬や坑内の業務に
当たらせ、これを皮切りに、明治中期頃まで周辺各県監獄の囚人が三池炭鉱で
使役されていました。(1930年に囚人労働が廃止されるまで)

当時の囚人に与えられた小さな弁当箱。
茶碗一杯あるかないかの量です。
この栄養状態で過酷な肉体労働。死者が多数出たのは想像に難くないです。
1931年には三池集治監は閉庁になりました。

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三井三池炭鉱はどんどんと近代化していきます。

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救護班の装備。
坑内で発生する有毒ガスに対処するためのガスマスク。

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1963年11月9日 三川鉱炭じん爆発事故で458人死亡、一酸化炭素中毒患者839人と
いう歴史に残る大事故が起きた日の新聞記事。
同日に列車事故も発生。この日の出来事は後に血の土曜日と呼ばれた。
社会の時間に習ったのを思い出した。

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石炭産業科学館の最大の見せ場はダイナミックトンネル!
炭坑エレベーターを模した小部屋に入ると

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地下200mの炭坑の中へ降りていく演出があります。
探検気分を盛り上がてくれます。

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エレベーターを抜けるとそこは炭坑の世界でした。
坑内で活躍していた採炭機関や自走枠、鉄道などがリアルに再現されています。
「地下の近代工場」と呼ばれた炭坑の雰囲気を味わうことができます。

これは近代化の初期に使われていたコンティニアス・マイナー(米国製)。
ドラム部についた刃で切削します。

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油圧で天板を支える機械です。

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坑道をすべて合わせると福岡−広島間ほどの長い距離になるそうです。
坑内には鉄道が整備されていました。

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運転士や作業員も1/1スケールで再現されてます。

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後の時代になると採炭の機械も日本化されていきます。
三井三池製のロードヘッダーは首振り自在で狭い炭坑を掘り進むことができます。

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自走枠とドラムカッター。実際にドラムが動きます。

油圧のダンパーで天板を支え安全な作業空間を確保しつつ、
掘り進むことができる、採炭の最終兵器。
日本では採炭事業をヤメてしまいましたが、インドネシアや中国、ロシアなどの
産炭国は日本の技術を見学しにやってくるそうです。

いやはや、展示にリアリティがあって本当の炭鉱内を見学しているかのようです。
想像していた以上に迫力があって見ごたえがありました。
大牟田に行ったら、一度覗いてみることをオススメします。


大きな地図で見る


おおむた石炭WORLD!

■石炭産業科学館
福岡県大牟田市岬町6-23
TEL 0944-53-2377

時間:9時30分〜17時00分
休み:月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:大人400円、小人200円


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タグ:大牟田市
posted by ニシヒロシ at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 九州 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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