
快慶作の国宝・阿弥陀如来像に会いに行ってきました。


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2011年も播磨を旅しました。
→あいたい兵庫・グルメブロガー旅行記(2011)

9月下旬に兵庫県の播磨地区を旅してきました。
早朝から動き出したかったので、高速バスを利用して神戸へやってきました。
旅のスタート地点は三ノ宮。時間は朝7:30。

最初の目的地、浄土寺は神戸電鉄粟生線「小野駅」が最寄駅。
三ノ宮−高速神戸で乗り換え。

いかにも早そうな名前です。

ちょうど小野行きの電車に乗れました。

神戸電鉄粟生線の車窓から見える景色はとってものどか。
途中、金物の町、三木市を通過。

粟生(あお)線はローカル線に共通する悩み、利用客の減少という問題に直面しているようです。
鉄道会社は町と共に生きる運命にあります。
町に活気が出てくれば、鉄道もまた元気になるはずです。

9時頃に小野駅に到着。
長いローカル線の旅でした。

駅前のバス乗り場。
アクセスは「神姫バス天神行きで『浄土寺』下車すぐ」と書いてあったので
バスを探すも・・・次のバスは3時間後。笑
※バスで行く方は、事前に時刻を調べておいたほうがいいです。
http://www.shinkibus.co.jp/
神姫(しんき)バス 公式

時間がない方は駅前のタクシーを利用するのが一番確実です。

僕はコミュニティバスでイオンまで行って、そこから徒歩でいってみることに。
大きな地図で見る

イオンから浄土寺までは約2kmほど。
ひたすらにのどかな景色の中を散歩していきます。

彼岸花が咲いていました。

ようやく1kmの案内標識が。

そういえば朝ゴハンがまだだった。
セブンの地域限定おにぎり、明石だこをゲットン。

タコ飯に、甘く味付けされたタコが入ってました。
このおにぎり、結構好き。

干し柿を作っている家庭をよく見ました。

浄土寺の近くまで来ました。
ここまでかなりの時間がかかってます^^;


たくさんのお地蔵さんがいらっしゃいます。

熱心にお参りするおばあちゃん。
切ないまでの祈りは何ですか?

ようやく浄土寺が見えてきました。
創建時期は12世紀末。開基は東大寺を復興させたことで知られる重源上人。


同じ敷地内には八幡神社(1235年創建)。


鐘楼堂。


浄土寺の本堂は薬師堂(重文)です。


浄土寺の見所はなんといっても浄土堂(国宝)。


浄土堂の拝観料(500円)を払って中に入ります。
内部の撮影は禁止です。
天井板を張らず化粧屋根裏をそのまま見せる独特の造り。
阿弥陀如来像がピッタリ天井一杯の高さに来る、珍しい建物です。

阿弥陀如来像(国宝)は像高5m30cm。
脇侍の観音菩薩・勢至菩薩は3m70cm。
快慶の作。
※パンフレットをデジカメで撮影
阿弥陀如来が雲に乗って、今まさにやってきた瞬間。「御来迎」を再現。
神々しい姿に思わず背筋が伸びる。
像をぐるっと一周して見てみる。
後ろを見ると、仏が乗っている雲がビュンと跳ね上がっています。
右斜めから見るお顔には厳しさが。
真横から見るお顔は凜として涼しげ。
正面から見上げたお顔に仏の慈悲深さを感じずにはいられない。
いやはや。
ここまで来るのに時間はかかったけど、見に来てよかった。
なんや分からんけど、御利益ありそうやわ♪

浄土堂には仕掛けがあります。
西側の壁が格子戸になっています。
西日が差し込む時間帯(9月は16時頃)になると、
阿弥陀三尊像に後光がさして光り輝いて見えるそうです。
残念ながら、次の目的地に行かねばならないので
西日の時間までいられませんでした。
次に行く機会があれば16時頃を狙って訪問したいです。

今日は歩いて帰ろう。
風の歌が聴こえてきそうだ。
http://www.ono-navi.jp/415/416/3698.html
■浄土寺
兵庫県小野市浄谷町2094
0794-62-2651
拝観料: 境内無料(浄土堂500円)
拝観時間: 9:00〜12:00、13:00〜17:00(10月〜3月は16:00まで)※要確認

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タグ:あいたい兵庫・旅ブロガー
うらやましい〜
憧れのお寺です!
西日が差しこむ時間に
行きたいなぁ〜♪
快慶は伊達じゃない。
わざわざ見にいった甲斐がありました。
パンフレットより実物は迫力があります。
西日の時間を狙って、15時くらいに着くようなプランで行ってみたいです。