2011年10月28日

東海道・石部宿をサイクリング〜国宝二寺をめぐる〜常楽寺〜長寿寺〜田楽茶屋の伝承食いもつぶし:近江路・仏女ブロガー旅紀行8


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常楽寺 本堂と三重塔

仏女ブロガー旅紀行の自由旅程で再び湖南地区へやってきました。
東海道の石部宿をサイクリングしながら、湖南三山の国宝寺を巡ります。
田楽茶屋の伝承食、いもつぶしとはなんぞや。

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JR膳所駅から電車でJR石部駅へやってきました。
東海道五十三次の石部宿は京都から出発した旅人が最初に泊まる宿場町でした。
観光を楽しめるウォーキングコースとして人気があります。

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今日の旅は石部宿、旧東海道の散策と湖南三山巡りがテーマ。
石部駅ではレンタルサイクルが整備されていますのでこれを利用。
一般的な自転車のレンタル料は1日500円。

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電動アシスト付自転車は700円。価格差が小さくてお得やん。
途中坂道があるようなので電動にしてみました。
単純に電チャリに乗ってみたかっただけという。

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昔ながらの街並みが残る旧東海道沿い。
車の交通量は少なく、自転車をきもちよく漕げます。

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石部宿のモニュメント。

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駅から5分もかからない所に田楽茶屋があります。
イニシエの東海道石部宿の時代から続くお茶屋さん。

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中に入ると近所のおばあちゃんたちが仲良くご飯を食べていらっしゃいました。
日替わりの定食(宿場御前)は魚の煮付け。圧力釜で炊かれて実にうまそうでした。
観光客専門というわけではなく、地域密着型のごはん処のようです。

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そばやうどんもあります。
田楽茶屋の伝承食、手作りの「いもつぶし」なるメニューがあります。
野菜あん(150円)、近江牛味噌そぼろ(200円)とイタリアン風味の三種類。

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オーダーしてから表面がこんがりするまで焼きをいれます。
香ばしい香りが漂ってきました。表面は焼きたての餅のようにサックリしています。
製法はよく分かりませんが、ご飯と芋を合わせた焼き餅のような印象。
見た目は焼きおにぎり風ですが、モチモチっとしております。

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甘く煮付けた近江牛そぼろが中に入ってます。
甘っこい味噌味は間違いなくご飯に合います♪
そして噛めば噛むほどに、近江牛ならではのよい肉の味がしまするんるん
滋賀の食材が活きた、素朴な食べ物でした。

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田楽茶屋で和んだあとはお寺へ向けてサイクリング。
通り道には吉御子神社がありました。

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次の目的地、常楽寺まではのどかな道のり。
なぜだか吉幾三を口ずさんでます。

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電チャリのおかげで、坂道もぐーるぐる♪

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やっと案内標識が見えました。



大きな地図で見る

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常楽寺へ到着。
本堂(国宝)と三重塔(国宝)はぜひとも見たくて。

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もみじはこれからですね。

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本堂の奥に三重塔が見えます。
壮観です。頭の中にイメージする日本のお寺。

奈良時代中期・和銅年間(708〜715年)良弁が開基。
その後火災で焼失、延文五年(1360年)に僧侶観慶によって再建。

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本堂の中は撮影禁止です。
照明はセキュリティを兼ねたセンサー式で最小限に抑えられております。
薄暗い本堂に窓から差し込むあかり。
本堂に足を踏み入れた瞬間から荘厳な空気感が漂っています。

中央には秘仏の木造千手観音坐像(重要文化財)が安置。
(参考画像はこちら)

そして暗闇に浮かぶ二十八部衆立像28躯(参考画像)の迫力。
かつて常楽寺は無住時代もあったそうです。
群像には長い時間に燻された貫禄が漂ってます。

奥に進むと釈迦来坐像(重要文化財)が鎮座されております(参考画像)。
暗闇にじっと佇む仏像は、慈悲深い表情をしておられます。

お寺は天然の照明を取り入れた空間設計がなされています。
昔の人たちと同じように堂の暗闇に差し込む光で仏像を見る経験ができてよかったです。
お堂という空間に宇宙や舞台を感じずにはいられない。

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じんわりと感動したあとで本堂を出て、階段を見上げると!
なにこの圧倒的な存在感は。

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これが国宝の放つ威光か。

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いや、重要文化財の中でも特に美しいものが国宝という言葉を実感。


常楽寺 三重塔(国宝)

三間本瓦葺の塔は、応永七年(1400)頃に建立。
釈迦如来座像が安置、来迎壁に釈迦説法図が極彩色で描かれている。(堂内非公開)

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静かな山寺にもうすぐ紅葉の季節がやってきます。
今度来るときは、11月にしよう。

常楽寺 公式
常楽寺(西寺・湖南三山)



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国宝を二つを見られて、ご満悦♪
また自転車を漕いで、次なる目的地、長寿寺へ。
口ずさんでいるのはなぜか「やつらの足音のバラード」。



大きな地図で見る
常楽寺〜長寿寺の間は1kmほど。歩いていける距離です。

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しずかな森の中に来たような雰囲気。

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長寿寺は奈良時代後期、聖武天皇の勅願によって良弁が創建したと伝えられます。
本堂(国宝)は屋根が低く、広がっております。

本堂の左後方にはかつて三重塔があって、西寺と同じ伽藍配置であったそうです。
(三重塔は信長によって安土城山中のソウ見寺へ移築されて、今も現存)

最近になって建てられた収蔵庫には、大仏の阿弥陀如来坐像が安置されています。
このお寺はオリジナルの空間設計から変化しているようです。

本堂の中は照明が落とされ、外から差し込む外光が二体の仏像を照らします。
(阿弥陀如来坐像と釈迦如来坐像の参考画像)
写真とは違い、薄暗い本堂の中でみる仏像は陰影のコントラストがはっきり。
子孫繁栄を祈願するお寺にふさわしく、福福しいお顔が印象的。

長寿寺


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お隣には白山神社。

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参道に小さなお堂が。
なにやらご神体が祀られております。

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お宝でした。

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石灯籠も小宝祈願。

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東海道と湖南の国宝のお寺を二つ廻って、石部駅へ戻ってきました。
残る湖南三山の一つ、善水寺にも行く予定でしたが、
後のスケジュールとの兼ね合いで時間が足りなくなってしまいました。
次に近江路に来る愉しみとして、善水寺拝観は後日に残しておくことにしよう。

ここから再びJRに乗り、貴生川へ。
その後は、陶芸の森、信楽を目指します。

湖南三山
石部宿
滋賀県観光情報 公式HP

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posted by ニシヒロシ at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 近江路・仏女ブロガー旅紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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